よくある質問
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- 1、日本は狂犬病の発症率が0%なのになぜ狂犬病予防注射は、受けないといけないのですか?
- 狂犬病は犬、人ともに感染するとほぼ100%死に至る怖い病気です。日本でも昔は多くの犬と人が狂犬病の犠牲になっていました。1年間で4000頭以上の犬が感染した年もあります。今でも世界中のほとんどの国では狂犬病が発生しています。日本は1950年に狂犬病予防法という法律を作り、予防接種を義務としました。その結果、7年間かけて狂犬病ウイルスの撲滅に成功したのです。今の時代、いつどこから狂犬病ウイルスが日本に入ってくるか分かりませんので、安心して犬との生活を続けられるよう、狂犬病の予防接種が大事なのです。
- 2、犬や猫の爪切りは、人間と同じもので良いですか?
- 犬や猫の爪の形は人と少し違います。そのため、人用の爪切りですと上手く切れなかったり、場合によっては爪が割れてしまうこともあります。犬猫用の爪切りがペット用品店や動物病院で売っていますので、ぜひ専用のものをお使いください。
- 3、道でけがをした鳩を見つけました。どうすればよいですか?
- 飼主のいない野外で生活をしているいわゆる野鳥と同じで、人が介入することがストレスになる場合があります。車に轢かれたり、猫、カラスなどに攻撃されにくい場所に移動してください。自力で回復するのが難しく助けた方がいいと思われる場合は、近隣の動物病院に相談してください。その際、治療費の一部を負担することで治療に参加してあげてください。
- 4、犬や猫は、どれくらいの頻度でシャンプーすればよいですか?
- 犬は皮膚に問題がない場合は月に1〜2回程度でいいでしょう。問題がある場合は動物病院でご相談下さい。 猫は完全室内飼いの場合はほとんど必要ないでしょう。外に出る子は家の中が汚れてしまうので洗う必要があると思いますが、洗いすぎも良くないので気をつけて下さい。
- 5、うちの犬は、歯磨きを嫌がります。歯磨きは必要ですか?
- 残念ながら多くの犬、猫が歯周病にかかります。そして歯の治療には全身麻酔が必要となることが多いため、そうならないためにも予防がとても大事になります。 歯磨きを嫌がる犬や猫には歯磨きガムも効果的です。これは噛むことで唾液が出て、汚れが付きにくくなるというものですので、なるべく時間をかけて噛んでもらうことがポイントです。その他、口の中の環境を整える乳酸菌サプリメントなどで虫歯や歯周病を予防する方法もあります。口の大きさや性格によって歯のケアの方法も異なりますので、ぜひ動物病院で獣医さんに相談してみてください。
- 6、どうして、動物病院によって治療費が違うのですか?
- 動物病院の診療費は、「独占禁止法」により自由診療と決められているので病院によって治療費が違います。
- 7、健康診断って何をするのですか?
- 視診、触診、聴診などの一般身体検査の他に、尿検査、糞便検査、血液検査、血圧、心電図、レントゲン検査、エコー検査などがあります。検査する子の状態、各病院の判断で何を検査するかは様々です。かかりつけの病院にご相談ください。
- 8、田舎ではないのでノミ・ダニ予防は必要ないと思うのですが?
- 自然の多い地域に比べると寄生されるリスクは少ないと思いますが、散歩コースに茂みがあれば平均気温が13度を超える季節では特に注意が必要です。屋内では一年中寄生を繰り返す場合もあります。 また、近年ではダニがSFTSという動物だけでなく人も死亡する病気を媒介する危険性がありますので、必ずノミ・ダニの予防をお願いします。
- 9、犬は一日何回ご飯をあげればいいのですか?
- 犬の年齢によって目安となる回数が違います。 幼少期は、一回に食べられる量が少なかったりするので3〜4回が目安になります 成犬になれば朝晩の2回が基本になります。老齢期には消化吸収の能力も減ってくるので、1回量を減らして回数を増やしたり、柔らかくしてあげるといいでしょう。
- 10、一日中家にいる猫は退屈じゃないのですか?
- 外を知らない猫にとっては退屈ではないでしょう。逆に猫にとって外は危険がいっぱいなので外に出す事はおすすめしません。
- 11、獣医さんなら、どんな動物でも診てくれるのですか?
- 実は獣医さんによって主に診療する動物、得意とする動物が異なります。 例えば、犬や猫など比較的小さな動物を診療する町の獣医さんもいれば、牛や馬、豚など家畜を主に診療する獣医さんもいます。水族館にはイルカやペンギンなど海の動物を診療する獣医さんがいますし、動物園にはライオンやキリンなど野生動物を診療する獣医さんもいます。獣医さんによって得意とする動物が違うので、ぜひ動物病院に行ったときには獣医さんに「この動物は診てくれますか?」と聞いてみてください!



